■「生長の家講習会」中止のお知らせ■
五月三十一日開催を予定しておりました「生長の家講習会」は中止となりました。これは、新型コロナウイルスの感染が国内外で広がっていることを受け、国を挙げて進めている感染拡大防止対策に協力するために、やむなく中止となったものです。講習会推進にご尽力いただいた幹部・信徒の皆様には、これまでのご協力に心からの感謝を申し上げるとともに、ご迷惑をおかけいたしますことお詫び申し上げます。何卒、事態の深刻化防止のためとご理解をいただき、参加を予定されていた皆様にもよろしくお伝えくださいますようお願い申し上げます。
■ 今こそ、新しい決意を ■

連日報道されていますように、新型コロナウィルスの感染拡大は医療崩壊の危機を招くほどであり、世界が大混乱に陥っています。そして右にあります通り、私たちの講習会も中止となったのでした。
生長の家総裁・谷口雅宣先生は「自然と人間の大調和を観ずる祈り」の中で、次のようにお示しくださっています。

多くの生物を絶滅させ、自然の与え合い、支え合いの仕組みを破壊しておいて、人間だけが永遠に繁栄することはありえない。生物種は互いに助け合い、補い合い、与え合っていて初めて繁栄するのが、大調和の世界の構図である。それを認めず、他の生物種を〝道具〟と見、さらには〝邪魔者〟と見てきた人間が、本来安定的な世界を不安定に改変しているのである。その〝失敗作品〟から学ぶことが必要である。

そして総裁先生は、本年三月一日の生長の家春季記念日、同月十一日の「神・自然・人間大調和祈念祭」において、新型コロナウィルスの感染拡大から学ぶべきこととして、この「人間中心主義の弊害」を強調されたのです。(詳しくは総裁先生のブログ『唐松模様』二〇二〇年三月二十二日「コロナウィルスは何を教える」を参照ください)私たちは、今の失敗作品なる世界から学んで、自然と人間が大調和せる世界の顕現に向けてなお力を入れて進まなければなりません。
そんな今、総裁先生は新型コロナウイルスの感染拡大を阻止するために「コロナバスターズ」という非公式なグループを立ち上げてくださいました。そこでは以下の五原則の宣言が掲げられています。紹介させていただきます。

コロナバスターズ宣言
一.責任:私たちは責任あるコミュニティーのメンバーとして考え、行動します。
二.柔軟に忍耐強く:私たちは忍耐強く生き、事態が正常化した時に正しく行動するための準備を怠りません。
三.決意:私たちはこの時期に、正常時にはなかなか決意できなかった新しい決意を固めます。
四.尊敬:私たちは、私たちの隣人ー地上の全生物を含めたすべての仲間を尊敬します。
五.抑制・制限:私たちは現状が気に入らないというだけで、決して大騒ぎなどしません。
(参照:生長の家総裁フェイスブック)

そうです、私たちは講習会が中止になってしまったなどと、落ち込んではいられません。今こそ決意して事態が正常化したときのために、正しいことの備えをすべきなのです。今こそ、「人間中心主義」を脱して生長の家の大調和の教え、〝神・自然・人間は本来一体〟の教えを徹底すべきなのですね。なんて素晴らしい宣言でしょう。読んでいて、私は、それまでどんよりしていた心にいっきに日光がさして晴々とするのを感じました。
賛同された皆さんは、先生のフェイスブックにあるこの宣言のコメント欄にメッセージを書き込めば、メンバーになることができます。世界が不安でいっぱいになっている今こそ、私たちはこの宣言を共有して、世界の正常化、実相顕現に向けて、これまで以上に力強く、正しく行動して参りたいと強く思います。